木材の種類
針葉樹と広葉樹の違い
木材は針葉樹と広葉樹に分けられます。針葉樹は葉っぱが針のように細長く、空に向かってまっすぐ育つものが多いのに対し、広葉樹は葉っぱが平たく丸みがあり、樹形も横に広がり丸い形になります。一般的に針葉樹は軟らかく、また空気を多く含むので軽く加工しやすいのが特徴です。横に大きくなる広葉樹は、組織の構造が複雑になり、ずっしりとした重さがあります。
無垢材、集成材とは
無垢材は伐採した木をそのまま切りだした天然の木材です。本物の木が持つ雰囲気を味わえ、色つやは時間とともに良さが増します。また、水分を吸収し放出する調湿作用があり、床材に使用するとどんな季節でも快適に過ごすことができます。大量生産ができず集成材に比べややコストがかかる点、水を含みやすいため反りや変形が出ることがあるのがデメリットです。
集成材は複数の板を接着剤を用いて貼り合わせた人口の木材です。一本の木を余すことなく使え、安価で、強度や見た目の品質にバラつきが少ないのが特徴です。また加工時に含水率が規定されているため無垢材に比べ水分による反りやゆがみが少ないのもメリットです。集成材のデメリットは、接着剤にシックハウス症候群の原因になる物質が含まれていることがあり、めまいや頭痛、喉の痛みなどの症状が現れる可能性があります。
DIYにおすすめコスパのよい木材6選
ソフトウッド
価格帯がダントツに安いのは杉と桧です。ソフトウッドと言われ、軽く加工がしやすいのが特徴です。触った時の暖かみがあり、ナチュラル系、和風、和モダンな雰囲気でよく使用されます。デメリットとしてはハードウッドよりも柔らかく傷つきやすく、曲げに対して弱いので厚みを厚くする必要あります。
1.杉 スギ

2.桧 ヒノキ

3.レッドパイン

ハードウッド
硬くて重いハードウッドの木材は杉や桧といったソフトウッドよりは価格が上がります。ハードウッドの中でその他の木材に比べて安いのが、イチョウ、クス、レッドオークです。ソフトウッドよりも加工に手間がかかり、またソフトウッドよりはひんやりしているのも特徴です。モダン系、ナチュラル系でよく使用されます。
4.イチョウ

イチョウは、広葉樹でも針葉樹でもない誕生が非常に古い樹木です。公園や神社仏閣などによく植えられ、木材としても古くから利用されてきました。木材の色は、辺材は黄色、心材は褐色で肌目が緻密です。ハードウッドの中ではやわらかく加工しやすく、つるりとした肌が美しい木材で、歪みが出にくいので、まな板やカウンターとして使われます。
建具や家具など多目的に使用され、特に一枚板の人気が高く、テーブルや衝立として利用されます。
5.クス

6.レッドオーク

木材加工は通販がお得
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